オリーブポマスオイルって、一体どんなオイルなの?
オリーブオイルの一種として販売されているけど、エキストラバージンオリーブオイルとは何が違うのか、知らない人も多いはず。
実は、オリーブの搾りカスからさらに油を抽出したものが「オリーブポマスオイル」。
コスパが良くて、高温調理に向いているというメリットがある一方で、「溶剤を使うって本当に安全なの?」という疑問もありますよね。
この記事では、オリーブポマスオイルの特徴や製造方法、メリット・デメリット、そしておすすめの使い方まで徹底解説します!
「ポマスオイルって実際どうなの?」と思っている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
オリーブポマスオイルとは?特徴や製法を解説
オリーブポマスオイルは、一般的なオリーブオイルとは異なる製法で作られた油です。
オリーブの搾りカスからさらに油を抽出することで得られるため、コストを抑えつつ、大量生産が可能なのが特徴です。
① オリーブポマスオイルの基本情報
オリーブポマスオイルは、オリーブオイルの中でも特異な位置づけの油です。
オリーブの実から一番搾りで取れる「エキストラバージンオリーブオイル」とは異なり、搾油後のカス(ポマス)からさらに油分を取り出すことで作られます。
この製造過程の違いが、品質や風味、安全性に影響を与えます。
② 一般的なオリーブオイルとの違い
種類 | 製造方法 | 特徴 |
---|---|---|
エキストラバージンオリーブオイル | 物理的な圧搾のみ | 風味豊かで高品質 |
ピュアオリーブオイル | エキストラバージンと精製オイルをブレンド | バランスの取れた風味 |
オリーブポマスオイル | 溶剤を使用し搾りカスから抽出 | 価格が安く高温調理向き |
オリーブポマスオイルは、溶剤を用いた抽出工程を経るため、エキストラバージンオイルとは異なる特徴を持ちます。
風味はほとんどなく、クセのない味わいが特徴です。
③ どのように作られるのか?製造工程を紹介
オリーブポマスオイルの製造工程は、以下のようになります。
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オリーブの搾りカス(ポマス)を回収
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有機溶剤(一般的にヘキサン)を使用して油を抽出
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溶剤を除去し、精製
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品質向上のためにバージンオリーブオイルを一部ブレンド
この製造工程により、低価格ながらも安定した品質の油が作られます。
オリーブポマスオイルのメリット・デメリット
オリーブポマスオイルは、コストパフォーマンスの高さや調理のしやすさが魅力ですが、一方で健康への影響なども気になる点があります。
① 価格が安くコスパが良い
オリーブポマスオイルは、エキストラバージンオリーブオイルに比べて圧倒的に安価です。
そのため、業務用として大量に使われることが多く、コストを抑えたい飲食店などでも利用されています。
② 高温調理に適している理由
オリーブポマスオイルは、精製工程を経ているため、煙点(油が煙を出し始める温度)が高く、揚げ物や炒め物に向いています。
エキストラバージンオリーブオイルは180℃程度で煙が出ますが、ポマスオイルは230℃以上まで耐えられるため、調理の幅が広がります。
③ 風味や味の特徴
オリーブポマスオイルは、ほぼ無味無臭に近く、オリーブ特有のフルーティな香りがほとんどありません。
料理の味を邪魔しないため、あっさりとした仕上がりを求める場合には適しています。
④ 安全性は?溶剤の影響について
オリーブポマスオイルの抽出には「ヘキサン」という有機溶剤が使われることがあります。
このヘキサンは、揮発性が高く精製時に完全に除去されるため、最終的な製品には残留しないとされています。
しかし、一部の消費者は「溶剤を使用すること自体が不安」と感じることもあるため、安全性については意見が分かれるところです。
⑤ 健康への影響と栄養成分
オリーブポマスオイルには、エキストラバージンオリーブオイルに含まれるポリフェノールや抗酸化物質がほとんど含まれていません。
そのため、健康効果を求めるのであれば、エキストラバージンオリーブオイルを選んだ方が良いでしょう。
オリーブポマスオイルのおすすめの使い方
オリーブポマスオイルは、特定の用途に適しているため、上手に使い分けることでより効果的に活用できます。
① 揚げ物・炒め物に活用する
オリーブポマスオイルは高温に強いため、唐揚げや天ぷら、炒め物などの調理に適しています。
クセがなくサラッとしているため、食材の味を活かしつつヘルシーな仕上がりになります。
② 他のオリーブオイルとブレンドして使う
エキストラバージンオリーブオイルとブレンドすることで、コストを抑えつつ風味を楽しむことができます。
例えば、ドレッシングやマリネにはエキストラバージンを使い、加熱調理にはポマスオイルを使うなど、用途を分けると便利です。
③ 避けるべき使い方とは?
オリーブポマスオイルは、風味が乏しく、生食には向いていません。
また、長期間の保存には適しておらず、開封後はできるだけ早めに使い切ることが推奨されます。
オリーブポマスオイルを選ぶ際のポイント
オリーブポマスオイルを購入する際は、いくつかのポイントをチェックすることが重要です。
① 購入時にチェックすべき品質基準
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溶剤の種類:ヘキサンなどの使用有無を確認
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精製方法:低温抽出のものが品質が高い
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酸度の低さ:酸度が低いほど品質が良い
② 信頼できるブランドやおすすめ商品
市場にはさまざまなオリーブポマスオイルが販売されていますが、安全性や品質を重視するなら信頼できるメーカーのものを選ぶのがおすすめです。
日本オリーブや海外の有名ブランドの商品が人気です。
まとめ
オリーブポマスオイルは、オリーブの搾りカスから溶剤を使って抽出したオイルで、コストを抑えながらも高温調理に適した特徴を持っています。
一方で、エキストラバージンオリーブオイルのような香りや健康成分はほとんどなく、生食には向いていません。
揚げ物や炒め物に活用することで、食材の風味を活かしたヘルシーな料理が作れます。
また、信頼できるブランドの商品を選ぶことが、安全に使用するためのポイントになります。
オリーブポマスオイルの特性を理解し、上手に活用していきましょう!
詳しくは、日本オリーブ株式会社の公式サイトや、信頼できるブランドのオリーブオイルをチェックしてみてください。