ここ一ヶ月くらいの間にあった3件のご注文。
購入者様は全て同じ方。
だけどお届け先は3件とも違います。
そして全てお届け先氏名の後に「no invoice」と。
最初の注文時に 納品書を入れるな!ってことかと思い
お客様にメールしましたがお返事はありませんでした。
その時はそのまま送らさせていただきました。
数日後2回目の注文時、購入者様から
「プレゼントなので納品書・請求書類を入れないでください」と連絡がはいっており。
3回目「 商品のみの発送でお願いします。請求書・納品書同梱不要」とメールが。
「no invoice」というのは「納品書や請求書を入れないで」
と発送者に伝えてきているんでしょうか。
ところで、”invoice”ってなによ?
インボイスとは、物品を送るときに税関への申告、検査などで必要となる書類です。
また、相手国での輸入通関をする際に必要となりますので正確に記載してください。
出典:日本郵便
国内に送るさ商品に税関関係ない・・・。
当然商品に同梱しているはずがないからno invoiceなんて記入する必要はないし。
そんな書類はいっていませんよ~と配達員さんに伝えたいのか。
発送元の私に「入れるなよ」と言っているのか。
私の頭では理解に苦しみました 汗
いろいろ検索してみたらno invoice と書かれているのは
無在庫転売屋さんらしいですね。
無在庫転売
例えば
Aさん(購入者さん)が「この本買っちゃおう!」と
Bさん(販売者さん)に注文するとします。
Bさん、注文が来たけれど在庫は持っていません。
それで、すぐに同じ本を出品していたCさんに注文します。
その本がAさんに届けば取引終了となり、
自分のところに在庫が無くても販売できる訳で「無在庫転売」ですね。
無在庫転売ですぐに思い浮かぶのはドロップシッピングですね。
出品者が、在庫を持たずに、卸売業者やメーカーなどから直接購入者に商品を出荷・配送する形態であるドロップシッピングは、原則として認められています。
出典:amazon
amazonでは無在庫転売を許可していますが条件があります。
商品の記録上の販売者であること。
商品に同梱または付随する納品書などのすべての情報に、自身を商品の販売者として明記すること。
購入者からの商品の返品受付・実施の責任を負うこと。
Amazonの定める出品者規約およびポリシーのすべての条項を遵守すること。
出典:amazon
Aの購入者さんがBさんに注文しました。
↓
Bさんがそれと同じ商品を販売しているCさんに注文。
↓
Cさんのお客様はBさんなのでBさんへ発送
↓
Bさんは届いた商品をAさんに送る
これはならOK!
封筒の差出人や納品書類も自分の名前を記入できるので大丈夫。
だけど、これだと時間がかかってしまいますね。
そこで、注文を受けたBさん。
Cさんに発注して、お届け先をAさんの住所にしちゃうわけです。
確かに、友達に頼まれてとか、親戚にプレゼントとか
amazonの場合、お届け先氏名が購入者の名前と違うことがよくあります。
知り合いならね、ネットで注文したから○○店から届くよ~
と連絡すればいいけど、
自分に注文してくれたお客様へそういう訳にもいかないでしょう。
なんで送り先の店名が違うの?
もし発送元のお店独自の納品書に価格とか記載されていて
Aさんが買った商品より安いとなると
注文したAさん、怒るでしょう!
怒ります。
納品書や請求書などに自身以外の販売者名や連絡先情報を記載して、注文商品を出荷することはamazonではNGです。
だから、「納品書を同梱しないでください」とメールが来たのかな?
と考えています。
事実はわからないけれど、amazonの規約にひっかかる無在庫転売屋さんの可能性も大ですね。
今回の件も納品書は入れませんでしたが、
クリックポストで発送していますから
私の住所、しっかり記入されています。
お届け先の方、
こんな人から何の荷物かな~と不思議に思うでしょうね。
最後に
今のところ、今回の3件の注文ではトラブルはありませんでした。
だけど、もしお届け先のお客様から「お客様都合の返品」などとなった場合
私はAさんから商品を送り返してもらって、届いたらBさんへ返金。
BさんがAさんに返金できるのはそれからになりますよね。
もし、Aさんが商品の入っていた封筒をなくしていたとしたら
こちらの住所は分からなくなります。
AさんはBさんに返送。それをBさんこちらへ発送。
めんどくさ。
今回の購入者Aさんがamazonの規約違反者でないことを祈ります。